ハガキや封筒などの印刷業務のサポートを担当しています。
印刷機器の操作のほか、担当利用者さんの食事や入浴介助、通院、送迎など生活全般に関わる仕事にも従事。
また、研修委員会のリーダーとして新人研修やフォローアップなどにも携わっています。
「ワークホーム聖恵」で働き始めて10年以上になります。
ここでは、印刷業務のほか、利用者さん7人の生活支援を担当しており、送迎をしたり、入浴介助をしたりと、日々の暮らしのケアが主な仕事です。私にとって働く喜びは利用者さんの笑顔を見ること。
日常生活の中で、利用者さんの小さな希望をかなえられた瞬間は特にやりがいを感じますね。
以前も、一人の利用者さんが「お好み焼きを食べたい」と言ってきたことがありました。ただ、健康管理や金銭面、集団生活のルールなどにより、安易な判断はできません。こうしたハードルをクリアして、お好み焼きを食べられたときのうれしそうな笑顔は今でも忘れられません。
「ああ、この顔がいいな」って心から幸せを感じましたね。
人間関係の大切さはこの施設で得た一番大きなこと。
というのも、聖恵会には10の事業所があり、それぞれに勤務体系や仕事の大変さが異なります。利用者さんに快適に過ごしていただくためには、各事業所・各職種との連携が不可欠です。それぞれのコミュニケーションが密接かつスムーズになれば、おのずと働きやすい環境になるはず。そのために必要なことは何よりも相手を思いやる気持ちだと思い、日々の生活の中でも言葉使い、あいさつ、笑顔などは心掛けていますね。
現在、研修委員会のリーダーとして、新人研修やフォローアップ研修にも取り組んでいます。2015年度の新人研修では、山登りに挑戦し、山頂で今後の目標を書いてもらいました。それも、この場所が新人スタッフにとって成長していける場であってほしいという思いから。
研修を通じて若い力が育っていけば、聖恵会全体のキャリアアップにもつながると思っています。
クラブ活動で器楽部に所属してギターを担当しています。今、文化祭に向け、中島みゆきの「麦の唄」や洋楽など4曲を練習中。利用者さんと一緒になって一つの演奏に仕上げていくのが楽しいですね!